【モーガン】 「タイムトラベル」まとめ

下記同一内容の番組のまとめを書きます。

放送局 / 番組名 タイトル
Science(米)2010年 S1-3
Through The Wormhole
Is Time Travel Possible?
Discovery Channel(米)
モーガン・フリーマンが語る宇宙
タイムトラベル

目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。

その他のタイトルの一覧はこちらです。

導入部より引用

もっと時間があればと誰もが願っています。

時間に縛られず、自由に時の流れを行き来できるのでしょうか?

遥かな過去へ戻ったり、数百年後の未来へ飛ぶことは可能でしょうか?

世界最高の頭脳を持つ科学者たちが長年この夢の実現に取り組んでいます。

そして最近、ある奇妙な穴の存在を指摘する物理理論が登場しました。

「タイムトラベルは可能か?」という長年の問いへの答えはこの理論にあるのかもしれません。

要点

未来へのタイムトラベルは可能だが片道切符。

過去へのタイムトラベルは理論的には可能だが膨大なエネルギーと高度な技術が必要。コンピュータによる仮想現実で疑似体験するのが現実的。

もしも過去に戻って失敗をやり直せるなら、人は失敗から学ばなくなるだろう。

詳細

■ 未来へ

(1) スティーブ・ジェハーツ (原子時計の設計開発者)
・重力が強い場所ほど時間が進むのが遅くなる。

(2) セルゲイ・クリカレル(宇宙飛行士)
・国際宇宙ステーションでは時間が進むのが遅い。
・宇宙の滞在期間が長いので1/48秒だけ未来にいることになる

(3) スティーブン・ナン (MIT 物理学者)
・LHCでは陽子が光速に近い速度まで加速すると、タイムトラベルのような現象が起きてその陽子の寿命が延びる。

■ 過去へ

・今見える太陽は8分前の太陽の姿。つまり光速には制限があるので、見えるものはすべて過去。

(4) シーン・キャロル(Sean Caroll) (物理学者)
・ブラックホールを利用する手が考えられるが、2度と出られない。

(5) クルト・ゲーデル(物理学者)
・1949年に宇宙が回転しているならタイムトラベルできることを示したが、宇宙は回転していないことが観測的にわかった。

(6) フランク・ティプラ(Frank Tipler 物理学者)
・ゲーデルの説を、宇宙ではなく回転する小さい回転する円筒でできないかを考えた。
・光速で回転している円周の周囲を進むと過去に戻れる。
・しかしそのような物体を作るのは不可能だとわかった。

(7) キップス・ソーン (Kip Thorne)
・ワームホールの存在は証明されていないが、存在するとすれば、
 ・宇宙のどんな場所へも一瞬で移動できる
 ・原子より小さいのでそのままだと人間には使えない
  ・広げるには負のエネルギーが必要

(8) リチャード・ゴッド
・宇宙ひもの周囲をグルグル回れば過去に行ける
・宇宙ひも(宇宙弦)とは?
 ・正体はビッグバンの名残の高密度の真空エネルギー
 ・幅は原子核よりも狭いとされている
 ・理論上のものだが、多くの科学者は存在を信じている
 ・周囲にある強力な重力場を生み出す
・しかしブラックホールが発生する可能性があったり、銀河の半分くらいの質量が必要になったり、という問題がある。

(9) ニコラス・ギシン(量子物理学者)
・量子力学の非局所性を証明した(おーにしコメント:量子もつれのことか?)
 ・2つの粒子がどれだけ離れていても瞬時に影響し合う性質
 ・時空とは無関係

(10) ジョン・クレイマー(物理学者)
・非局所性を利用して過去に情報を送る実験をしているが、自然の摂理に反することなのでおそらく成功しない。

(11)
・過去に行けると仮定した場合のパラドックスの解決策はパラレルワールド(量子力学の多世界解釈)。
 ・多世界解釈なら、過去に戻って自分の祖父を殺したとしても、それは多世界の祖父を殺しただけなので自分の存在は揺らがない

仮想現実で過去の世界を疑似体験することならできるようになるはず

感想、個人の意見

8年前の番組でしかも使い古されたテーマですが、モーガンフリーマンシリーズなので見てみました。

「回転しているならタイムトラベル可能」というのは初めて聞きました。
弦理論の弦は光速で回転するので、弦を使ってタイムトラベルできないのかな?

タイムトラベルについてはこのカテゴリーに他の多くの番組でも取り上げられていてこのカテゴリーにまとめてあります。


シリーズのタイトル一覧はこちらです。

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